【インフルエンザワクチン】毎年一種類？！

インフル、静岡や岐阜一部地域で流行の兆し- 東京や千葉などで学級閉鎖も | 医療介護CBニュース

っというニュース。

インフルエンザが静岡県や岐阜県の一部地域で流行の兆しを見せている。国立感染症研究所感染症疫学センターがまとめた10月21－27日の週の患者報告数は前週の3倍に増加。東京都や大阪府などの都市部でも学級閉鎖が出た。本格的な流行シーズンを前に、患者が増加傾向の自治体では、手洗いやマスクの着用といった予防策の徹底を求めている。【新井哉】 （医療介護CBニュース）

こんばんは、のりのり麻酔科医です。

今年もインフルエンザが流行ってきたようですね。

インフルエンザは風邪の延長のように思われがちですが、重くなる可能性があるため、十分気をつけて予防を行う必要がある疾患です。

この時期になると、インフルエンザの予防注射が行われるようになりますが、

この予防注射。実は1シーズンにつき、1種類しかないんです！！

どの病院にいっても、同じなんですね。

毎年、WHO（世界保健機構）の情報をもとに、日本では上の記事にもでてくる「国立感染症研究所」というところが検討をして、その年の【インフルエンザワクチン】に含める「インフルエンザワクチン株」というものを厚生労働省が決めるんです。

ちなみに、今年（2013／2014冬シーズン）のインフルエンザワクチンは、

A/California（カリフォルニア）/7/2009（X-179A）（H1N1）pdm09
A/Texas(テキサス）/50/2012（X-223）（H3N2）
B/Massachusetts（マサチューセッツ）/02/2012（BX-51B）（山形系統）

という３つの株が含まれています。

国立感染症研究所のHPから確認できるので、興味があったら覗いてみてください。

インフルエンザの流行状況や、その他の感染症の情報も満載です。

一早い情報が手に入るので、各種指導者の方や管理者の方は必見ですね。